2020/05/28

「弓張嶺の占師」司馬遼太郎短篇全集四

佐野少尉は地形の偵察にいくが仲間とはぐれてしまい、弓張嶺の窪みに身をひそめると、マレーエフ曹長が女リーワ・セワスチャーノワと逢瀬を楽しんでいた。
マレーエフは佐野少尉をなぐりつけ、リーワは殺すようにいうが、女からでた言葉に驚き、人殺しはしないといって拒否する。戦争は人殺しだが、ちょっと違うという。

んー駄作ですかね。リーワという占師がいまいち魅力的じゃないし、占師というわりには占いがテーマでもなんでもないし。
マレーエフも、なんか物分かりのいいやつだし。
日露戦争の遼陽会戦が舞台。
単行本未収録というぐらいだから、確かにさもありなんといったところ。

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