2019/03/05

J. S. Bach Three Keyboard Concertos, In D Minor BWV1052, In A Major BWV1055, In F Minor BWV1056 Andras Schiff, DENON, OX-7182-ND/バッハ チェンバロ協奏曲BWV1052、BWV1055、BWV1056 アンドラーシュ・シフ 



J. S. Bach

Three Keyboard Concertos, In D Minor BWV1052, In A Major BWV1055, In F Minor BWV1056
Andras Schiff, George Malcolm
English Chamber Orchestra
DENON, OX-7182-ND

アンドラーシュ・シフによるバッハ。録音がいいですね。レコード盤の原材料の塩化ビニールも不純物が少ないのかのノイズがゼロで、もうここまでくるとCDのでる幕はない。

リヒターとは対極にある演奏。リヒターのは、堅苦しくて、なんかバッハを過剰にえらそうにしてしまっているところが気にいらない。バッハは神なのか、と突っ込みたくなるような演奏。
シフはまったくそうではなく、のびのびとした演奏で、襟を正さずとも安心して聴ける。
チェンバロ協奏曲第1番BWV1052にしろ、張り詰めた緊張感とは違った空気が全体を覆っている感じ。第一楽章なんかはみなさん厳格になってしまうところなんだが。
チェンバロ協奏曲第4番BWV1055。はじめて聴く。第一楽章はブランデンブルグのような感じ。弦楽とピアノの相性がいい。第二楽章は第一楽章とはうって変わって、弦楽による半音階の通奏低音とともにピアノがラメントを奏でている。第三楽章は第一楽章のように活発な調子にもどり、合奏とソロが交互に登場する。
チェンバロ協奏曲第5番BWV1056。はじめて聴く。第二楽章ラルゴはいいですね。カンタータ第156番『わが片足すでに墓穴に入りぬ』からの転用とのこと。バッハのこういう甘い曲はなんとも言えない良さがある。G線上のアリアもそうだし。第三楽章はバッハ特有の疾走感。オーケストラとの掛け合いもいいし、中盤でヴァイオリンとピアノとの対話も楽しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿