2019/03/21

『匂い沼 花妖譚五』司馬遼太郎短篇全集一

匂い沼 花妖譚五

科挙の試験に十数年挑み続けてきた子青は、花の匂いに誘われて艶めかしい美しい女性をみる。子青は女の肉体に溺れていくが、女性は一方的に去っていき、悲しみの果てに沼に身を投げる。寝台には沈丁花が咲いていた。それ以来、書生のあいだで沈丁花は忌み花とされるようになったという。
司馬さんは何をもとにして書かれているのか気になるがよくわからない。これもまあまあまあといったところ。

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