烏江の月 謡曲「項羽」より 花妖譚四
謡曲なんて聞いたことないから比較できないけど、まあこの項羽の話は英雄譚としてよくできている。司馬さんの『項羽と劉邦』では、最後の四面楚歌の場面など哀切をきわめたものだった。今回の花は芥子こと虞美人草。ひなげしの花は、血を吸ったかのように真っ赤な花を咲かせる。それは虞美人の血を吸っているからという伝説を題材にしている。まあまあな出来。ただし特筆すべきとこもなし。
謡曲なんて聞いたことないから比較できないけど、まあこの項羽の話は英雄譚としてよくできている。司馬さんの『項羽と劉邦』では、最後の四面楚歌の場面など哀切をきわめたものだった。今回の花は芥子こと虞美人草。ひなげしの花は、血を吸ったかのように真っ赤な花を咲かせる。それは虞美人の血を吸っているからという伝説を題材にしている。まあまあな出来。ただし特筆すべきとこもなし。
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