Brahms
Klavierkonzert, Piano Concerto No. 2
Maulizio Pollini, Claudio Abbado
Vienna Philharmonic
Deutsche Grammophon, MG1083, 2530 790
ポリーニのブラームスピアノ協奏曲第1番と同様に非常にお安く購入できた。こちらはアバド指揮。
ピアノ協奏曲第2番も第1番同様にかつてはほんとうにほんんとうによく聴いた。ここ数年は遠ざかっていたが、気まぐれでブラームスのレコードを数枚購入してしまい、ああやはりいいなあと。久しぶりに通して聴いたら、昔を思い出してしまって胸がいたくなったり。音楽を聴くか読書するしか楽しみのなかった切ない青春時代をおもいだす。
演奏はいい。僕はポリーニから遠ざかっていた分、非常に新鮮に聴けるのがありがたい。第一楽章のポリーニのピアノは華麗だし、第三楽章ではではオーケストラに寄り添うピアノが涙をさそうじゃないですか。第四楽章はなんかもピアノがあまり全面に出すぎないところもいい。まあ、ただ僕はピアノ協奏曲第二番ではこの第四楽章が好きではなくて、三楽章までしか聴かないこともしばしばで。
ポリーニの演奏は知的な印象を受ける。思慮深く、けっして飛んだり跳ねたりせず、それがつまらなさになるところが、ポリーニは芸術にしているわけ。
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