2020/04/26

「軒猿」司馬遼太郎短篇全集三

軒猿の与惣次を殺すことを命じられた寺男のちょうさいは、なぜ与惣次を殺さなければならないのかと疑問に思う。さよがちょうさいに与惣次を殺さないようなのみ、ちょうさいは気づく。さよと与惣次はできていると。
さよは院主竜妙の伽をしてた。竜妙は与惣次とさよが関係をもっていること知ってしまったという。
ちょうさいはばかばかしく思い、村を離れる決意をする。

未完ということで、不完全燃焼。なかなか面白いなあと思っていただけに残念です。
故郷をもたないちょうさいと、故郷があるにもかかわらず邪魔者あるかされる与惣次。中島みゆき的。ちょうさい、与惣次、さよ、だれもが劣等感の塊で、かなしい。

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