長安の夕映え 父母恩重経ものがたり(1952)
天竺の僧が死ぬ前に、衛兵に父母恩重経を授けるという話。この父母(ぶも)恩重経は儒教的な要素が濃いが、それを普遍的な親不孝へと昇華させている。まあ、読むものには耳が痛いだろうし、衛兵が途中でやめてくれと懇願するのもうなずける。お経をいうのは、やはり呪なのだと思った。そして呪は人の弱みをつくものなんだな。
天竺の僧が死ぬ前に、衛兵に父母恩重経を授けるという話。この父母(ぶも)恩重経は儒教的な要素が濃いが、それを普遍的な親不孝へと昇華させている。まあ、読むものには耳が痛いだろうし、衛兵が途中でやめてくれと懇願するのもうなずける。お経をいうのは、やはり呪なのだと思った。そして呪は人の弱みをつくものなんだな。
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