野口さんの整体がどんなものかがわかる。この本は、入門となっていて、たしかに平易に書かれている。だけど椎骨何番とか書かれていたり、また具体例として写真付きで体操の仕方が記述されているが、正直このあたりはよくわからない。ただ全体を把握できる。
日常生活の中で、人それぞれに身体の癖があって、そのゆがみを矯正すれば快適な生活が得られるようなのだけれど、自己流でどこまでやることができるのかが疑問。
愉気とか活元運動とか、正直なんじゃそれって感じ。「気功」と何が違うのか。
ぼくのようなモダニストには受け入れられる話ではない。
著者がいう身体の癖である「体壁」というのは、まあわかる。人それぞれ癖があるなんて、そりゃあたりまえなわけです。
でも、あやういなと思ったのは身体の癖から性格診断までしてしまうことだ。たしかに気分によって人間の姿勢だとか態度が変わることは普通にあるし、それが人間一般に同じ傾向をもつというのもわかるが、なんか野口さんの診断はあやしいんですね。
余談で、ものはいいようだというのがわかる。世ではよく噛んで食べることが推奨されているが、咀嚼すればいいというものではない、という。というのも胃を甘やかすことになるからという。
ぼくは咀嚼をほとんどしないし、咀嚼すればいいみたいな風潮をバカにしているから、なかなかいいセリフを学べた。
といったように、野口さんの話は、これと同じようなトーンで話が展開していく。
あと蛇足だけど、野口さん、享年65歳ということで、けっこう若くして亡くなっているんですね。それって野口整体をやっていなかったら、もっと早くに死んでしまったということなのか。それとも野口整体の効き目は実はたいしたことがないか、もしくは有害か、というふうになる。
このあたりを検証したりすることはしないのだろうか。
日常生活の中で、人それぞれに身体の癖があって、そのゆがみを矯正すれば快適な生活が得られるようなのだけれど、自己流でどこまでやることができるのかが疑問。
愉気とか活元運動とか、正直なんじゃそれって感じ。「気功」と何が違うのか。
ぼくのようなモダニストには受け入れられる話ではない。
著者がいう身体の癖である「体壁」というのは、まあわかる。人それぞれ癖があるなんて、そりゃあたりまえなわけです。
でも、あやういなと思ったのは身体の癖から性格診断までしてしまうことだ。たしかに気分によって人間の姿勢だとか態度が変わることは普通にあるし、それが人間一般に同じ傾向をもつというのもわかるが、なんか野口さんの診断はあやしいんですね。
余談で、ものはいいようだというのがわかる。世ではよく噛んで食べることが推奨されているが、咀嚼すればいいというものではない、という。というのも胃を甘やかすことになるからという。
ぼくは咀嚼をほとんどしないし、咀嚼すればいいみたいな風潮をバカにしているから、なかなかいいセリフを学べた。
といったように、野口さんの話は、これと同じようなトーンで話が展開していく。
あと蛇足だけど、野口さん、享年65歳ということで、けっこう若くして亡くなっているんですね。それって野口整体をやっていなかったら、もっと早くに死んでしまったということなのか。それとも野口整体の効き目は実はたいしたことがないか、もしくは有害か、というふうになる。
このあたりを検証したりすることはしないのだろうか。
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