2019/11/08

「豪傑と小壺」司馬遼太郎短篇全集二

豪傑と小壺

「壺狩」を少し長くした話。
稲津忠兵衛はブサイクで鈍重で力も強く愛嬌があるようなのだが、武運がよくないので出世は見込めない。
せっかくの見合いでも緊張しすぎて、逃げてしまったりと、忠兵衛の悲哀とおかしみが書かれている。
まあまあまあといったところでしょう。
「壺狩」のほうが凝縮されていてよかったと思う。

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