風呂入りながら、一日二篇づつ読んだ。
相互知識のパラドックス Clark, H.H. and Marshall, C.R.(1981)"Definite reference and mutual knowledge"(A. Joshi, B.L. Webber, and I.A Sag(eds.) Elements of Discourse Understanding, pp.10-63, Cambridge University Press, Cambridge)
これ読んでみたい。
主語の大きさについて。主語の大きさ、つまり裸名士が文中で実際どれほどの範囲をカバーしているかは述語に左右されると。述語が「性質」か「状態」かで範囲が変わると。曰く、
「述語が『恒常的な性質』を表すとき、主語の裸名士はそれが記述する属性を持つもの一般を表すことが可能だが、述語が『一時的な状態』を表すときはそうではない」(84)
「猫はすばしっこい」と「猫は昼寝中だ」の違い。
にゃるほどー。
川添さんもマンションポエムが気になっているようだ。
「海老名市最高層を、住む」
なかなかいい感じだ。
わが小金井にはシティテラス小金井公園があり、マンションポエムがいくつかある。
「この名作、いよいよ完成」
「武蔵野を極める」
「小金井公園を日常にする」
とまあ、知性もつ僕からすると購入意欲をそがれ、このマンションに住むこと自体が恥辱でしかない。
でも、なかなか秀逸だと思う。
「小金井公園」を日常にする、というのがまあ言いたいことはわかるけど、別に日常でなくていいでしょ、あんな公園。
しかしまあ考えている人も、どこまで本気でこんなポエムつくっているのかな。絶対にニヤニヤしながら創作しているはずだ。
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