『戦争は女の顔をしていない』を読み、今一度読むことを決意。光文社古典新訳文庫で読む。全6巻、あらためて長さに思いやられる。
一巻では、まだそれほどお話は進まず。
読みなおしてみて、ピエールはどうも自閉症的な人物のようだ。これはなかなか重要なところかもしれない。
ニコライってこんなに皇帝陛下万歳の人間だったか! 忘れていた。皇帝陛下のために死すらいとわない感じ。お側にいるだけで卒倒しそうな感じだ。
そしてボリス。こいつがなかなか最初は冴えない感じだが、出世しそうな雰囲気だけは初登場からある。押しの強い母を一歩下がって、やれやれみたいな態度や、でもまんざらそれで手にした地位を棄てないというしたたかさも持ち合わせている。
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