2019/06/04

Mozart, Sonata For Two Pianos In D Major, K448 Ravel, Ma Mère L'Oye Brahms Variations On A Theme Of Haydn, Op. 56b Dezső Ránki Zoltán Kocsis Hungaroton(London), SLA1081/デジェー・ラーンキ、ゾルターン・コチシュ、モーツァルト「2台のピアノのためのソナタ」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」、ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」



Mozart, Sonata For Two Pianos In D Major, K448
Ravel, Ma Mère L'Oye 
Brahms Variations On A Theme Of Haydn, Op. 56b
Dezső Ránki
Zoltán Kocsis
Hungaroton(London), SLA1081


デジェー・ラーンキとゾルターン・コチシュの、モーツァルト「2台のピアノのためのソナタ」は、爽快感があって名演奏でしょう。
アルゲリッチとアレクサンドル・ラビノヴィチのものが結構評判がいいんだけど、僕はあまり好きになれなかった。なんか重い演奏だなーと思ったもので、そのCDもいまは手元になく、数年前に売ってしまった。いま思えば後悔している。
このソナタはほんとに聴いていて楽しくていいですね。
第一楽章、提示部からコーダへ一気に駆けぬけるのを聴いていると、日々の鬱憤を忘れさせてくれます。
僕は、漫画で「のだめカンタービレ」を読んでいて、知らない曲だったから買って聴いたのです。たしかそのころは大学に入ったばかりのころ。
そのころはまだモーツァルトのどこがいいのかと、かなり否定的だったのだけれど、この曲だけはなかなかいい曲ではないかと感心した。
いま聴いていると不思議と当時を思い出す。しかもその風景は夏なのですね。のだめの影響かと思う。
のだめの漫画版では、当時知らない曲がいくか紹介されていて、でもいいなあと思った曲はこのK448ぐらいだった。
その後、アニメやらドラマやらになって、一躍、モーツァルトの代表作的な扱いになっていった。

思いのほかよかったのがラヴェルの「マ・メール・ロワ」で、僕は初めて聴く曲。かわいらしいし、美しいし、童話の世界観がよくでている。
K488よりも、じつはこちらをよく聴いている。
ユーチューブでオーケストラ版も聴いたけど、ピアノの方がいいかな。

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