2020/07/04

Mozart, Piano Concerto A Major K.488, C Minor K.491, Solomon Cutner, Herbert Menges, Philharmonia Orchestra, HIS MASTER'S VOICE, ALP 1316, MONO/モーツァルト、ピアノ協奏曲23番、24番、ソロモン・カットナー、ハーバート・メンゲス



Wolfgang Amadeus Mozart
Piano Concerto A Major K.488
Piano Concerto C Minor K.491
Solomon Cutner, piano
Herbert Menges, conductor
Philharmonia Orchestra
HIS MASTER'S VOICE, ALP 1316, MONO

ソロモン・カットナーによるモーツァルトピアノ協奏曲23番と24番。指揮はハーバート・メンゲス。
音質は少しよくないですが、ただですね、これがですね、とっても素晴らしい演奏となっています。
僕は23番の第二楽章ってあんまり好きじゃなかったのですが、ソロモンが弾く第二楽章は美しいです。いやーなんか理知的なんですよね。なんかピアノのうまさが滲みでてくるというか、そんな感じ。
24番は短調の曲なので、あんまり聴かないのですが、すげーいいんですね、この24番。驚くべきものです。初めて24番がいい曲だと思えた。
まず導入のオーケストラが堂々としていて聴かせてくれます。
ピアノは少し奥まって曇った感じで録音されてしまっているが、それでも流れるような半音階のスケールがオーケストラとうまく絡み合ってます。
23番も24番も第二楽章のような緩やかな曲調のとき、ソロモンのピアノが光る。
肩の力が抜けていて、妙に冷静な感じを受ける。

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