Mozart
Symphonie de Linz, No.36 en Ut majeur, K.425
Laszlo Somogyi
Orchestra Du Südwestfunk(Baden-Baden)
DUCRETET THOMSON, 255 C 102, MONO
ショモギー・ラースローという指揮者によるモーツァルトの「リンツ」。ラースローは1908年ブダペスト生まれ。
このリンツは僕がいままで聴いてきたリンツのなかで三本の指に入るぐらいいい。というか、一番いいかもしれない。
ラースローという指揮者を知らなかった。バレンボイムとピアノ協奏曲16番と22番を録音しているよう。
全体的に歯切れの良く、テンポもちょうどいい。全楽章をとおして統一感のある演奏。そして余裕を感じさせる。
この余裕がモーツァルトの音楽の重要な要素だと思う。緊迫感だとか緊張感だとか、そういうのとは無縁で楽天的。
幸福感があふれている。
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