2019/10/06

Brahms Symphony No.4 in E Minor Opus 98, Rafael Kubelik, The Vienna Philharmonic Orchestra, DECCA, LXT5214/ブラームス 交響曲第4番、ラファエル・クーベリク、ウィーン・フィル



Brahms
Symphony No.4 in E Minor Opus 98
Rafael Kubelik
The Vienna Philharmonic Orchestra
DECCA, LXT5214, MONO

これはクーベリックとウィーン・フィルとのもので、録音はおそらく1956年。出回っているCDはバイエルン放送交響楽団とのもので、1980年代の録音のもの。
録音は古さがあるが、優れている。
ぼくはこの曲を、たぶん10年ぶりぐらいに全曲とおして聴いたと思う。だから、ああそういえばこんな曲でした、って感じでノスタルジーに浸ることができた。
で、やはりブラームスらしく、旋律は美しいし、ハーモニーも心地が良いし、いい曲です。
クーベリックの演奏がどうのとは言えませんね。だって他の演奏を知らないのですから。
曲自体をとても楽しめた。第二楽章はフリギアなんですね。ちょっと旋律が不安を誘う美しさがあり、魅力的。
ただ他の作品に比べると、ちょっとね。
枯れた感じがいいというが、んーちょっとそれはあまりにブラームスにへつらいすぎな感じがする。
ぼくは三十半ば、まだ人生に諦念をもつには早すぎるので、この曲の魅力がわからないのでしょうか。

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