Mozart
Symphony No40
Symphony No36 "Linz"
Orchestre du Théâtre National de l'Opéra, Paris
Carl Schuricht
Festival Classique, FC 420
1977
パリ・オペラ座管弦楽団、カール・シューリヒトのモーツァルト交響曲36番と40番。詳しく知らないけれど、もとはConcert Hallから出されていたものだと思う。シューリヒトのこの録音は初めて聞くし、Concert Hall版と聴き比べているわけでもないのでよくわからない。盤が悪いのかノイズが多め。
かなり好みの演奏で、とにかくテンポは早いし、音楽が走っていてモーツァルトだなあって感じ。モーツァルトは現在では古楽器でよく演奏されるけど、それとは全く異なるコンセプトをもっている。たぶんモーツァルト自身、こんなハイテンポで暴力的なリンツを想定して作曲は絶対していないと思うけど、これこそが僕が聴きたいリンツだと言ってもいいかもしれない。。第三楽章と第四楽章が聞きどころで、その爽快感は決して他の演奏では得られない。
うってかわって交響曲四〇番は、これはこれで悪くない演奏なんだけれども、リンツと比べるといたって普通に聞こえてしまう。
ということで、リンツが素晴らしい。
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