Brahms
Concerto No.2 In B-Flat Major for Piano and Orchestra, Op.83
Annerose Schmidt/Piano
Karl-Heinz Schroter/Violoncello-solo
Herbert Kegel
Dresden Philharmonic Orchestra
DENON, OX-7204-ND, 1979
ブラームスのピアノ協奏曲第2番。ピアノはアンネローゼ・シュミットで指揮はヘルベルト・ケーゲル。
PCM録音ということで、確かに音はクリアだし、ずれもない感じ。ただ、やはりここまでくるとレコード特有のダイナミクスが薄れてしまっている。
モノラル録音で特有の、楽器とマイクの距離感、臨場感、ごてごて感が、もはやない。
音質はいいのは認めるのだけれど、これじゃあレコードで聞く意味があまりないかな。とはいっても、レコードの持つ温かみはある。
演奏は、とてもいい。華やかで、音色が多彩で、テンポの緩急が細やかにいきわたっていて、魅力的な演奏になっている。
アンネローゼ・シュミットですかー、知りませんでした。東ドイツ出身ということですが、なぜか知りませんが旧ソ連圏には、ほんとうにいいピアニストがわんさかいるイメージなのですが、どうなのでしょうか。
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